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- 入れ歯
- 2026/06/10
入れ歯は外して寝るべき?就寝時の正しい管理方法と口腔ケア
「夜寝るとき、入れ歯はつけたままでいいの?それとも外すべき?」
入れ歯を使い始めた多くの方が一度は抱く疑問ではないでしょうか。
結論から言うと、入れ歯は原則として就寝時に外すことが推奨されています。ただし、治療内容や口腔内の状態によっては、歯科医師の指示で夜間も装着するケースがあります。
この記事では、入れ歯を外して寝るべき理由、例外となるケース、正しい保管方法、毎晩の洗浄手順、さらに入れ歯を外したあとの口腔ケアまで、わかりやすく解説します。
入れ歯は寝るときに外すのが基本
歯科では、夜間に入れ歯を外すことを一般的にすすめています。 その理由は、口腔内の健康を守り、入れ歯を衛生的に保つためです。
昼間は食事や会話のために入れ歯が活躍しますが、就寝中は口の中や歯ぐきを休ませる時間にあてることが大切です。
入れ歯を外して寝るべき3つの理由
1. 歯ぐきを休ませるため
日中、入れ歯は歯ぐきの上に乗り、噛む力によって継続的に負担がかかっています。 一日中装着したままだと、血行が悪くなったり、粘膜がただれたりする原因になります。 就寝時に外すことで、歯ぐきの組織を休ませることができます。
2.雑菌の繁殖を抑えるため
入れ歯と歯ぐきの間は汚れがたまりやすく、雑菌が繁殖しやすい環境です。入れ歯をつけたまま寝ると、雑菌が増えやすくなり、義歯性口内炎や口臭の原因になることがあります。 衛生面から、夜間は外して洗浄・保管しましょう。
3. 誤嚥・窒息のリスクを避けるため
特に部分入れ歯では、睡眠中に外れて喉に落ちるリスクがあります。 安全面から、就寝時は外しておくほうが安心です。
例外的に、入れ歯をつけたまま寝るケース
原則は「外して寝る」ですが、すべての方に当てはまるわけではありません。 歯科医師の判断によっては、夜間も装着するよう指示される場合があります。 たとえば、次のようなケースです。
- 装着直後の即時義歯など、治療上の理由で一定期間は外さないよう指示する場合
- 口腔内の状態や義歯の種類、噛み合わせへの配慮から、夜間も装着するよう指示する場合
大切なのは、自己判断で決めないことです。 「自分は外すべきか、つけたままでよいのか」は、かかりつけの歯科医師に確認しましょう。
外した入れ歯の正しい保管方法
入れ歯を外したあと、洗面台にそのまま置いたり、乾いた状態で放置したりするのは避けましょう。 保管のポイントは次の3つです。
- 水または専用の洗浄液などで保管
乾燥は入れ歯の変形の原因になります。 外したあとは、水または専用の洗浄液に浸すなどして、乾燥させないよう保管してください。 ※熱いお湯は変形の原因になるため避けましょう。 - 洗ってから保管する
保管前に、流水でぬめりや食べかすを落とします。 必要に応じて、義歯用ブラシでやさしく洗ってから保管しましょう。 - 専用ケースを使う
ティッシュに包んで置くと、誤って捨ててしまったり、乾燥させてしまったりすることがあります。 フタ付きの専用ケースに入れて保管しましょう。
入れ歯洗浄の正しい手順
毎晩のケアは、以下の手順で行うと良いでしょう。
- 義歯用ブラシを使い、流水で表面の汚れを落とします。その際、一般的な歯磨き粉の使用は避け、義歯専用の製品や中性洗剤を使用しましょう。
- 入れ歯用洗浄剤に浸漬します。入れ歯用洗浄剤の種類によって浸漬時間が異なりますので注意しましょう。
- 義歯用ブラシを使い、浮き上がった汚れや付着した入れ歯洗浄剤を洗い流しましょう。
- 水または洗浄剤につけて保管しましょう。
入れ歯を外したあとの口腔ケアも重要
入れ歯本体のケアだけでなく、口の中を清潔に保つことも大切です。
- 歯を丁寧に磨く
部分入れ歯の方は、残っている歯をしっかりブラッシングしましょう。 とくに、入れ歯のバネが当たる歯は汚れがたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。 - 歯ぐきや舌もやさしくケアする
総入れ歯の方も、歯ぐきや舌、頬の内側をやわらかいブラシやガーゼでやさしくケアすることも大切です。 舌の汚れは口臭や雑菌の繁殖の原因になるため、舌ブラシを使うのも効果的です。 - 口腔内の乾燥対策をする
就寝中は唾液の分泌が減り、口腔内が乾燥しやすくなります。 乾燥が気になる場合は、保湿ジェルなどを活用すると良いでしょう。
まとめ
入れ歯は、原則として就寝時に外し、水または洗浄液の中で保管するのが基本です。 これにより、歯ぐきを休ませ、雑菌の繁殖や誤嚥を防ぎます。ただし、治療上例外となる場合もあります。そのため、自己判断せず、歯科医師に確認することが大切です。
また、入れ歯本体だけでなく、残っている歯や歯ぐき、舌のケアもあわせて行うことで、口腔内をより清潔で健康な状態に保ちやすくなります。 毎日の小さな習慣が、入れ歯を長持ちさせ、快適な毎日につながります。
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また、入れ歯を長持ちさせるためには適切なメンテナンスが不可欠です。当院では経験豊富な歯科衛生士が多数在籍しており、丁寧なクリーニングと正しいケア方法の指導を通じて、皆様の快適な入れ歯ライフを生涯にわたってサポートいたします。
個別のご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修

八幡 智裕(やはた ともひろ)
当院は、平成10年10月、姫路市勝原区や網干区、太子町の患者様が多い歯科医院です。おかげさまで開院当初から、たくさんの患者様にご来院いただいています。「第一に患者様のことを考えた治療を行うこと」を何より大切にしており、患者さんとの相互理解を重要視し、患者様にご満足いただけるよう医院作りに努めています。
所属学会・研修会
日本歯科医師会 会員/兵庫県歯科医師会 会員/姫路歯科医師会 会員/国際歯周内科学研究会 会員/JPDA 有床義歯学会 会員/研修会筒井塾 咬合療法コース/山田先生エンドベーシックコース/大阪SJCDベーシックコース/大阪SJCDレギュラーコース/OSIインプラントセミナー/S.O.R.Gベーシックコース/JACID インプラント100hコース/CALLベーシックセミナー













